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もっともっと、伸び伸びと様々な活動に取り組んでいこうと、令和7年8月に新たに小規模なデイサービスをオープンすることとなりました。
職場に戻って話をすると、看護スタッフの方が、「私も怒鳴られたことあるわよ~」とおっしゃり、私だけじゃないんだなと少し安心しました。焦らず、ゆっくり時間をかけて関わって行くことで信頼が生まれ、今では帰り際に「もう帰っちゃうの? 寂しいわね、次もまた来てね」と握手をして、離れがたい仲になりました。
松本一生 松本診療所(ものわすれクリニック)院長、大阪市立大大学院客員教授。1956年大阪市生まれ。83年大阪歯科大卒。90年関西医科大卒。専門は老年精神医学、家族や支援職の心のケア。大阪市でカウンセリング中心の認知症診療にあたる。著書に 「認知症ケアのストレス対処法」(中央 ...
2020年の夏に放送された健康情報番組の中で、アルツハイマー型とレビー小体型の認知症を併発していると診断された漫画家の蛭子能収さん(73)。テレビの仕事はセーブしつつも、今春には書籍を出版しました。二人三脚のマネジャーとの掛け合いで ...
フレイルとは?「老いの坂道」のくだり始め 「フレイル」とは、「虚弱」を意味する英単語「frailty (フレイリティ)」から生まれた和製英語。筋力、食べる力の衰え、社会的なつながりの減少や認知機能の低下など、まだ介護を必要とする段階ではないけれど、かといって完全に健康であると ...
【アルコール性認知症とは 特徴と原因】 アルコール性認知症は、飲酒によって引き起こされるさまざまな認知症をまとめた概念で、狭義では「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」を指します。 お酒を多量に摂取すると、アルコールを分解するためにビタミンB1(チアミン)が使われるので ...
認知症とは? 認知症は、一度獲得した認知機能が、脳の病気などによって低下することで引き起こされる症状を総称した言葉です。症状によって、生活に支障が出ている状態を指します。認知機能を低下させる原因となる病気は「原因疾患」と呼ばれ、最も多いのがアルツハイマー病です。その ...
「さっきも言ったでしょ」「立ち上がらないでください」…認知症の人に対して、つい言ってしまいがちな言葉があります。しかしこうした言葉は認知症の人を不安にさせ、自尊心を傷つけ、BPSD(行動・心理症状)を増大させることにもつながります。具体的にどのような言葉を言ってはいけ ...
家庭外に居場所がない高齢者に閉じこもり傾向 地域資源と連携した緩やかなつながりの「居場所」活用が心身の健康維持につながる 2024.01.18 取材・岩崎賢一 Getty Images 地域で暮らす高齢者の「居場所」を調査したところ、「自分の部屋」や「家庭」というパーソナルスペースを挙げた人が多くみ ...
そしてもうひとつ、「父が認知症になるまで長生きしてくれたという事実にも、私は感謝しているんです」と洋さんは言います。 2006年5月、和夫さんと洋さん、長谷川診療所にて(いずれも洋さん提供) 「若くて認知症になる方もいますから一概には言えないのですが、一般的には高齢になっ ...
明るくアクティブだった母の変化に気づきつつも、余命宣告された父ばかりを気にかけてしまった——。そこには「母の老いと病気の現実」から目をそらしたい思いもあったと振り返るのは、ジャーナリストの安藤優子さんです。母・みどりさんは70代で認知症の症状が出始め、2014年に89歳で ...
冨岡史穂 (以下、 冨岡) ハリーさんのお父様はどのような方でしたか。 ハリー杉山 (以下、 ハリー) 僕にとって、父は永遠のヒーローですね。家族の大黒柱でありながら、“親友中の親友”でもある。父と子の関係としては、極めて密な関係でした。1964年に初めて来日し、英経済紙 ...